腰を反らすと痛い.それは椎間関節性腰痛かもしれません
こんにちは。
東浦和の小山鍼灸院です。
腰痛にはさまざまな種類がありますが、その中でも比較的多いのが椎間関節性腰痛です。
「腰を反らすと痛い」
「長時間立っていると腰が痛くなる」
「朝起きた時に腰が固まっている感じがする」
このような症状がある場合、椎間関節が痛みの原因になっている可能性があります。
今回は椎間関節性腰痛について詳しく解説します。
椎間関節とは?
腰の骨(腰椎)は椎間板だけではなく、左右一対の**椎間関節(ファセット関節)**によって支えられています。
この関節は
- 腰を反る
- 身体をひねる
- 姿勢を安定させる
といった動きをスムーズに行うために重要な役割があります。
しかし、
- 加齢
- 繰り返しの負担
- スポーツ
- 長時間の反り姿勢
などによって炎症や機能障害が起こると腰痛が現れます。
椎間関節性腰痛の特徴
筋肉由来の腰痛とは少し違った特徴があります。
① 腰を反らすと痛い
最も特徴的な症状です。
立った状態で腰を反る動作や身体を後ろへ反らす姿勢で痛みが強くなります。
② 身体をひねると痛い
ゴルフや野球など回旋動作でも症状が出やすくなります。
③ 長時間立っていると痛い
立位では椎間関節への負担が増えやすく、時間が経つほど痛みが出やすくなります。
④ 痛みは腰の片側に出やすい
左右どちらかに痛みを感じるケースが多く、お尻のあたりまで痛みが広がることもあります。
ただし、足先までしびれが出ることは比較的少ないとされています。
筋筋膜性腰痛との違い
| 椎間関節性腰痛 | 筋筋膜性腰痛 |
|---|---|
| 腰を反ると痛い | 前かがみで痛いことが多い |
| 回旋で痛みが出る | 筋肉を伸ばすと痛む |
| 立位で悪化しやすい | 長時間同じ姿勢で悪化 |
| 関節由来 | 筋肉・筋膜由来 |
実際には両方が混在していることも珍しくありません。
原因
椎間関節性腰痛は様々な原因が重なって起こります。
- 加齢による変性
- デスクワーク
- 猫背や反り腰
- 繰り返しの腰の反り動作
- ゴルフ・野球・テニスなどの回旋スポーツ
- 筋力低下
- 体幹の安定性低下
特に反り腰の方は椎間関節へ負担が集中しやすくなります。
鍼灸で期待できること
椎間関節そのものだけでなく
- 脊柱起立筋
- 多裂筋
- 腰方形筋
- 腸腰筋
- 臀筋群
など周囲の筋肉が防御反応として緊張していることが多くあります。
東浦和の小山鍼灸院では
- 筋肉の過緊張を緩和
- 血流改善
- 関節周囲の負担軽減
- 身体の動きを改善
を目的に施術を行っています。
急性の腰痛から慢性的な腰痛まで、一人ひとりの状態に合わせた施術をご提案します。
※鍼灸は腰痛の改善を目的とした保存療法の一つですが、症状や原因によって効果には個人差があります。また、発熱、外傷、強いしびれや筋力低下などを伴う場合は、まず医療機関での診察が必要です。
自宅でできるセルフケア
症状が落ち着いてきたら、
- 股関節のストレッチ
- お尻のストレッチ
- 体幹トレーニング
- 長時間同じ姿勢を避ける
ことが再発予防につながります。
痛みが強い時期は無理に反らしたりストレッチを行うのではなく、痛みが出ない範囲で身体を動かすことが大切です。近年の腰痛診療ガイドラインでも、必要以上の安静より、状態に応じて活動を維持することが推奨されています。
まとめ
椎間関節性腰痛は
- 腰を反らすと痛い
- 身体をひねると痛い
- 長時間立つとつらい
といった特徴を持つ腰痛です。
筋肉だけが原因とは限らず、関節の機能障害が関係していることも少なくありません。
東浦和の小山鍼灸院では、症状の原因を丁寧に評価し、お一人おひとりに合わせた施術を行っています。
腰痛がなかなか改善しない方や、繰り返す腰痛でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。



