肩こりなのに股関節?身体のつながりから考える肩こり

「肩こりがあるのに、なぜ股関節のストレッチ?」

2026年9月10日放送のNHK「あしたが変わるトリセツショー」では、肩の健康をテーマに、股関節周りにアプローチする「あぐらストレッチ」が紹介されました。

肩こりや肩の痛みがあると、肩を揉んだり、肩周りをストレッチしたりする方が多いと思います。

もちろん、肩周囲の筋肉を施術することは大切です。

しかし、肩の動きは肩だけで作られているわけではありません。

股関節・骨盤・背骨・胸郭・肩甲骨など、身体全体が連動して動くことで、肩はスムーズに動きます。

今回は、番組で紹介された「肩と股関節の意外な関係」を、鍼灸師の視点からわかりやすく解説します。

東浦和の小山鍼灸院では、肩こりや肩の痛みに対して、痛い場所だけでなく、身体全体の動きにも目を向けた施術を大切にしています。

この記事でわかること

  • なぜ肩こりなのに股関節のストレッチが紹介されたのか
  • 股関節・骨盤・背骨・肩甲骨のつながり
  • 肩甲骨と上腕骨が連動する「肩の黄金リズム」とは
  • 肩を揉んでもすぐ凝る場合に考えたいこと
  • 小山鍼灸院が肩こりの施術で大切にしていること

「あしたが変わるトリセツショー」で肩こりと股関節の関係が紹介されました

NHKの「あしたが変わるトリセツショー」では、2026年9月10日に「肩の健康 改訂版 新ワザあぐらストレッチ」が放送されました。

番組では、肩こりや肩の痛みに対して、意外にも股関節周りにアプローチする方法が紹介されました。

その一つが、1回3分の「あぐらストレッチ」です。

番組の紹介によると、股関節周りを伸ばすことで骨盤など全身の姿勢が整い、肩甲骨がよい位置に戻りやすくなるという内容でした。

また、肩甲骨と上腕骨が連動して動く「肩の黄金リズム」についても紹介されています。

肩こりなのに、なぜ股関節?

ここで大切なのは

「肩こりの原因が必ず股関節にある」という意味ではない

ということです。

肩こりには、筋肉の緊張、長時間の同じ姿勢、肩甲骨や胸郭の動き、ストレスなど、さまざまな要因が関係します。

その中には、肩だけでなく、骨盤や股関節を含めた身体全体の動きが関係しているケースもあります。

番組で紹介された股関節ストレッチは、肩の不調を考えるときに「肩以外の身体にも目を向ける」という、一つのきっかけになると思います。

肩こりと股関節はどうつながっている?

身体は、それぞれの部分が独立して動いているわけではありません。

例えば、立っているときや腕を上げるときには、股関節・骨盤・背骨・胸郭・肩甲骨などが関係しながら動きます。

大まかなイメージとしては、次のようなつながりです。

股関節
↓
骨盤
↓
脊柱・胸郭
↓
肩甲骨
↓
上腕骨

これは、すべての動きが必ずこの順番で起こるという意味ではありません。

身体の各部位が連動して動くことで、姿勢や動作が成り立っているというイメージです。

① 股関節の動きと骨盤

股関節は、脚の付け根にある関節です。

歩く、立つ、しゃがむ、座るなど、日常のさまざまな動作に関わっています。

股関節の動きが悪くなったり、股関節周囲の筋肉が硬くなったりすると、骨盤の動きや姿勢に影響することがあります。

ただし、股関節が硬いから必ず肩こりになるわけではありません。

大切なのは、実際の動作の中で、股関節や骨盤がどのように動いているかを確認することです。

② 骨盤と背骨・胸郭

骨盤は、身体の土台の一つです。

骨盤の位置や動きは、背骨や胸郭の動きとも関係しています。

例えば、長時間のデスクワークなどで同じ姿勢が続くと、骨盤や背骨、胸郭の動きが少なくなることがあります。

その結果、肩甲骨が動きにくくなったり、肩周囲の筋肉に負担がかかったりする場合があります。

もちろん、姿勢だけが肩こりの原因ではありません。

しかし、身体の動きを考えるうえで、骨盤や胸郭を確認することは大切です。

③ 胸郭と肩甲骨

胸郭とは、肋骨や胸椎などで構成される胸の部分です。

肩甲骨は、胸郭の上を滑るように動きます。

腕を上げるときには、上腕骨だけでなく、肩甲骨も一緒に動きます。

この連動がスムーズでない場合、肩周囲の筋肉に負担が集中することがあります。

そのため肩こりや肩の動かしにくさを考えるときには、肩甲骨だけでなく、胸郭や胸椎の動きも確認することが大切です。

肩甲骨と上腕骨の「肩の黄金リズム」とは?

番組で紹介された「肩の黄金リズム」は、肩甲骨と上腕骨が連動して動く仕組みのことです。

医学的には、肩甲上腕リズムと呼ばれます。

腕を上げる動作では、肩甲骨と上腕骨が協調して動きます。

この連動がうまくいかないと、肩をすくめるような動きになったり、肩周囲の筋肉に負担がかかったりすることがあります。

肩甲骨だけを動かせばよいわけではない

肩こりがあると、肩甲骨を動かすストレッチをする方も多いと思います。

肩甲骨を動かすことは、肩の動きにとって大切です。

しかし、肩甲骨の動きだけを考えればよいわけではありません。

  • 股関節の動き
  • 骨盤の位置
  • 背骨や胸郭の動き
  • 肩甲骨の動き
  • 上腕骨の動き
  • 肩周囲の筋肉の状態

これらを合わせて確認することで、身体の動きがより理解しやすくなります。

肩を揉んでも、またすぐ凝るのはなぜ?

「肩を揉んでも、そのときは楽になるけど、またすぐ凝ってしまう」

そんな経験はありませんか?

肩周囲の筋肉が硬くなっている場合、筋肉を緩める施術で楽になることがあります。

一方で、肩に負担がかかる動作や姿勢が続いている場合は、時間が経つと再びつらくなることもあります。

例えば

  • 長時間のデスクワーク
  • スマートフォンを長時間見る
  • 同じ姿勢が続く
  • 腕を上げる動作が多い
  • 運動や筋トレで肩周囲に負担がかかる
  • 胸郭や肩甲骨の動きが少ない

このような要因が関係している可能性があります。

もちろん、すべての肩こりが姿勢や動作の問題で起こるわけではありません。

大切なのは、肩の筋肉が硬くなっている理由を考えることです。

「肩が凝っているから肩を揉む」だけでなく、「なぜ肩に負担がかかっているのか?」を考えることが大切です。

小山鍼灸院では、肩こりの原因を身体の動きから考えます

東浦和の小山鍼灸院では、肩こりや肩の痛みなどの症状に対して、痛みやコリのある場所だけを見るのではなく、身体全体の動きにも目を向けています。

例えば、肩の症状であれば、次のようなことを確認します。

腕を上げたときの動き

腕を上げるときに、どこが動いているのか。

左右で動きに違いはないか。

肩をすくめるような動きになっていないか。

肩甲骨や胸郭の動き

肩甲骨がスムーズに動いているか。

胸郭や胸椎の動きに制限がないか。

肩周囲の筋肉に負担が集中していないか。

骨盤や股関節の動き

骨盤の位置や動きに問題はないか。

股関節の可動性に左右差はないか。

立つ、歩く、腕を上げるなどの動作にどのような特徴があるか。

このように、症状のある場所だけでなく、身体全体の動きを確認します。

そして、身体の状態に合わせて鍼灸による施術を行います。

肩こりの施術で大切にしていること

小山鍼灸院では

「痛い場所だけを施術しない」

という考え方を大切にしています。

肩こりがあるからといって、必ずしも肩だけに問題があるとは限りません。

もちろん、肩周囲の筋肉に鍼灸施術を行うこともあります。

しかし、それだけではなく、身体全体の動きや筋肉、関節の状態を確認しながら、一人ひとりに合わせた施術を考えています。

鍼灸で肩こりをサポート

鍼灸では、肩や首周囲の筋肉など、身体の状態に合わせて施術を行います。

筋肉の緊張や痛み、動かしにくさなどを確認しながら、必要な部位にアプローチします。

肩こりの原因や状態は人それぞれです。

そのため、すべての方に同じ施術を行うのではなく、その方の身体の状態に合わせて施術することを大切にしています。

まとめ|肩こりは肩だけでなく、身体全体の動きから考える

今回の「あしたが変わるトリセツショー」では、肩の不調に対して股関節周りへアプローチする「あぐらストレッチ」が紹介されました。

肩こりなのに股関節というのは、少し意外に感じるかもしれません。

しかし、身体は一つの動きとしてつながっています。

股関節・骨盤・背骨・胸郭・肩甲骨・上腕骨などが連動して動くことで、肩の動きも成り立っています。

そのため、肩こりや肩の動かしにくさがある場合には、肩だけでなく身体全体の動きに目を向けることも大切です。

小山鍼灸院では、肩こりや肩の痛みに対して、症状のある場所だけでなく、身体の動きや筋肉・関節の状態を確認し、一人ひとりに合わせた鍼灸施術を行っています。

東浦和で肩こり・肩の痛みでお悩みの方へ

  • 肩を揉んでもすぐに凝ってしまう
  • デスクワークで肩や首がつらい
  • 肩が動かしにくい
  • 腕を上げると肩が痛い
  • 身体の動きや姿勢も含めて相談したい

このようなお悩みがある方は、東浦和の小山鍼灸院へお気軽にご相談ください。

痛い場所だけでなく、身体全体のつながりから、あなたの身体の状態を考えていきます。

動ける身体をつくり、毎日をもっと楽しむ。

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※本記事は、肩こりと身体の動きの関係について一般的な情報を解説したものです。股関節ストレッチですべての肩こりが改善するわけではありません。強い痛みや急な症状、しびれなどがある場合は、無理にストレッチを行わず、医療機関にご相談ください。

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